夏休み旅行2015年予測、過去2番目に多い7816万人、9月シフト増加も -JTB調べ

ジェイティービーは「2015年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向」で、同期間の総旅行人数を過去2番目に多い、前年比0.1%増の7816万人との見通しを発表した。国内旅行が0.2%増の7561万人と増加するも、海外旅行は円安や国際情勢、感染症の不安などの影響で1.9%減の255万人に減少すると見込む。

また、今年は6年ぶりのシルバーウィーク5連休(9月19日~23日)の日並びの良さから、9月の旅行を予定している人も増加。実際に予約状況を見ると、ルックJTBは80%増、エースJTB(首都圏発)は188%増と、8月出発に先んじて推移しているという。アンケートでも「夏休み以外の時期に旅行をする」が2.7ポイント増の15.4%に拡大したとし、9月への旅行シフトの影響も示唆する。

旅行費用は、国内が0.4%減の3万4700円、海外が0.7%増の25万1500円。夏のボーナスは1.8~2.4%程度の増額が予想され、アンケートでも今後の旅行支出の意向で「支出を増やしたい」が3.5ポイント増の16.0%に拡大したが、国内旅行は減少傾向。旅行消費額も国内が0.2%減の2兆6237億円、海外が1.3%減の6413億円で、全体でも0.4%減の3兆2650億円との見通しを発表した。

調査は、JTBグループの販売状況と航空会社の予約状況、業界動向、経済動向、1200人のアンケートから推計したもの。アンケートは6月3日~15日、専属調査員による戸別訪問調査で実施。


▼海外旅行の傾向

海外旅行の出発のピークは、長距離が8月8日、中距離は12日、短距離では16日が多い。方面別ではハワイや台湾に加え、オーストラリアなど路線拡大や業務渡航の追い風も受けて好調だという。一方、円安や国際情勢、感染症の影響で欧州やマレーシア、韓国が減少。韓国は前年比2ケタ減で、2年前に比べると10万人弱の減少となっている。

JTB「2015年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向」より

▼国内旅行の動向

JTBの企画商品の予約状況では、出発ピークは8月12日~14日。帰省や温泉などのほか、「観劇、イベント参加、スポーツ観戦」(1.1%増)の増加が目立つという。また、利用交通機関では、レンタカーを含む乗用車の利用が5.6ポイント増で約7割に拡大。JR新幹線は1.4ポイント減の13.4%に縮小した。

JTB「2015年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向」より

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