ANA、那覇空港の地上支援2社と経営統合、沖縄の地理的優位性を生かした事業展開へ

ANAホールディングスと那覇空港の地上ハンドリングを行なうエアー沖縄、グランドシステム沖縄は、2016年4月1日をめどに経営統合することで基本合意した。ANAホールディングスがエアー沖縄、グランドシステム沖縄の2社に資本参加する。

これまでも両社はANAの委託を受け、国内外の航空会社の地上支援業務を実施してきた。それを、このたび資本参加を受けることにした理由について、「環境変化への対応」と説明する。

那覇空港は現在、沖縄の地域の魅力や東アジアにおける地理的優位性が評価され、LCCや外国航空会社の就航が大幅に増加。ANAグループの「沖縄貨物ハブ」構想の展開もあり、さらに事業が拡大していくことが見込まれている。

こうした状況のなか、ANAグループの一員として、さらに高品質なサービスと安定的なオペレーションを効率的に提供できる事業体制の構築を図ると説明。一方で、引き続き沖縄の企業のDNAを継承するハンドリング会社として、地元経済・産業発展への貢献を目指していくとしている。

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