米・ニューヨーク、MICEで新キャッチフレーズ、施設の充実進み年間610万人を目標に

ニューヨーク市観光局はMICE市場の誘致に向け、新キャッチフレーズ「Meet Where You Want To Be(行きたい所で、ミーティングをしよう)」を設定した。MICEでは年間610万人を目標に設定しており、今後、各種プロモーションで新キャッチフレーズを利用する。

これまでのMICEキャンペーンでは、世界有数のミーティング開催地としての確立を目指し、5つの行政区でイベントを開催するメリットを紹介してきた。これを踏まえ、今後はニューヨークへ行くモチベーション向上を図る展開をしていく。

具体的には、マンハッタンのスカイラインや自由の女神、街の活気など、誰もがニューヨークとわかるシーンをビジュアルで打ち出す。また、大型企業団体の参加者に、レストランやショップ、アトラクションなど110施設での割引特典なども提供。目標達成に向け、さらにプロモーションを強化する予定だ。

なお、ニューヨークでは2015年9月に地下鉄の新駅「34st/Hudson駅」が開業。タイムズスクエアからジェイコブ・K・ジャビッツ国際会議センターへのアクセス利便が向上した。あわせて同センターではWi-Fiも完備した。このほか今年5月にはチェルシー地区にホイットニー美術館の2施設がオープン。団体対応可能な宴会場も付帯するなど、MICE施設の充実化が進んでいるという。

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