宿泊施設向け予約エンジンでネット決済が可能に、EC決済の世界大手ペイパルとの連携で

エス・ワイ・エスは2015年11月18日、宿泊施設などの自社サイト向けブッキングエンジン「OPTIMA(オプティマ)」と決済サービス大手「ペイパル」の連携を発表した。これにより、「オプティマ」を利用する宿泊施設のペイパル導入が可能となり、海外からのネット決済に対応しやすくなる。

ペイパルは現在、国境を越えたネットショッピング(越境EC)事業や訪日観光に役立つ決済サービス事業を積極的に展開中。現在の保有する会員アカウントは203か国の会員1.7億人におよび、銀聯をはじめ複数の大手クレジットカードに対応できる。

エス・ワイ・エスによれば、「オプティマ」を導入する宿泊施設や飲食店は現在1100軒以上。ペイパルとの連携をおこなうメリットは、安全性と施設側にとっての利便性向上の両側面にあるという。

安全面では、24時間・365日体制での電話サポートや不正取引監視システムに対応しているほか、カード情報を宿泊施設に保存する必要がないため情報流出リスクを低減できる。また、不正にあった場合に消費者を保護する「買い手保護制度」にも対応。さらに、最短3日で銀行に出金できるため、キャッシュフローの改善にも役立つとしている。

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