長野県白馬村のインバウンド集客促進へ、観光まちづくり会社が資金調達 -ALL信州観光活性化ファンド

官民ファンドの地域経済活性化支援機構のファンド運営子会社であるREVICキャピタルと、八十二銀行の連結子会社である八十二キャピタルが共同設立したALL信州観光活性化ファンドが、観光まちづくり会社の白馬ギャロップに投資実行した。地域経済活性化支援機構は2014年6月に、観光を軸とした地域活性化モデルの構築などを目的に包括的連携協定を締結している。

国内有数のスキーリゾート地である白馬村は、国内だけでなく海外からの観光客も多く訪れているが、グリーンシーズンの集客や観光客の滞在環境等の課題があった。今回の投資はこの課題解決を目的とするもの。観光活性化に向け、地域経済活性化機構の専門家と共に、「発信・集客機能」と「仔仔環境整備機能」を推進し、「山岳高原リゾート地の観光活性化モデル作り」を目指す。

具体的に行なうのは、グリーンシーズンの白馬を楽しむためのコンテンツ組成・発信、訪日客の誘致に向けた発信強化や、B&Bから恒久施設まで幅広い価格帯の宿泊施設の展開や、魅力度の高い飲食店の展開などだ。

各事業は白馬村在住の若手が中心となり、地域の事業者や行政、金融機関とも連携して推進。白馬村の観光産業を活性化させ、地域での通年雇用の実現を図っていく。

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