歩数計とゲームが連動した新アプリ、マピオンが観光促進の法人向けに提供へ、観光地周遊に活用も

マピオンはこのほど、歩数計と連動したゲーム機能をもつ新アプリ「aruku&(あるくと)」を開発した。個人向けに提供するほか、法人向けサービスとして販促・観光推進策としての活用も促すもの。リリースは11月初旬を予定している。

「aruku&」は、歩数を記録できるヘルスケアアプリとして使えるほか、一定の歩数を達成するとさまざまな「ミッション」が発生するのが特徴。そのミッションをクリアすることで、地方名産品などのプレゼントをもらえる仕組みだ。ウォーキングコースを設定して、観光地の周遊に活用することもできる。

法人向けサービスでは、アプリの地図上への「キャラクター設置権」を提供することで、店舗や自治体のPR・宣伝に役立てることができる(集客・送客支援)。また、周遊コースの設定ができるモバイルスタンプラリーの企画(観光振興支援)、プレゼント商品として特産品などの提供も支援する(商品PRサービス)。さらに、「法人グループ」単位で健康増進プログラムを設定することも可能。たとえば、法人対抗戦をおこなったり、企業の人事・総務部門に社員の「健康通信簿」をレポートする機能も搭載している。

法人向けサービスの料金は、集客・送客支援、周遊による観光振興支援サービスは、初期費用10万円から、月額5万円から。組織の健康増進プログラムの提供は初期費用10万円から、運用費用は1名あたり年額100円から。商品PRについては別途相談を受け付けるとしている。

「aruku&」の画面イメージは以下のとおり。※画面は開発中のもの。

マピオン:報道資料より

同サービスは、マピオンの地図情報サービスや位置情報ゲーム「ケータイ国盗り合戦」の運用から得たゲーミフィケーションのノウハウを生かしたもの。今後はアクティブウォーク&スポーツ社と協和が運営中のウォーキングに特化した会員情報サービス「歩きんぐくらぶ」との連携もおこない、アプリで記録した歩数やウォーキングコースをサイト上で確認できるようにする予定だ。

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