沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、観光産業に従事する従業員を対象にした満足度調査を実施し、その結果を公表した。この調査は、沖縄県からの受託事業として、県内の観光従事者の現状、課題及び要望などを把握し、新たな施策展開を図ることを目的に実施された。
それによると、業界や勤務先を決定するうえで「非常に重要」と回答した割合が最も高い項目は「職場の人間関係や信頼関係(75.0%)」。次いで、「待遇(給与・賞与など)(71.1%)」「仕事の内容や仕事量(62.0%)」「評価の妥当性(59.4%)」が続いた。
現在の仕事(勤務先)に対する満足度については、「職場の人間関係や信頼関係」「働き方の柔軟性」「職場環境(立地、設備など)」で、満足している(「非常に満足している」+「満足している」)という回答が過半数を占めた一方、「待遇(給与・賞与など)」では、不満が満足を上回った。
職業満足度(報道資料より)
働き続けたくない理由のトップは「給与や報酬が低い」
また、観光産業での勤続意向については、働き続けたい(「とてもそう思う」+「そう思う」)と回答した割合は75.6%。働き続けたい理由では、「仕事が好きだから(69.3%)」と回答した割合が最も高い結果となった。一方、「そう思わない」との回答は21.0%、「まったくそう思わない」は3.4%だった。
調査では、現在働いている会社での勤続意向についても聞いている。「働き続けたい」(「とてもそう思う」+「そう思う」)が76.8%を占めた。その理由でトップだったのは「職場の雰囲気や同僚との関係が良好であるため(64.3%)」。次いで「休暇制度や福利厚生が充実しているため(36.5%)」「給与やボーナスが満足できる水準であるため(32.0%)」が続いた。働き続けたくない理由のトップは「給与や報酬が低いと感じるため(64.2%)」。次が「長期的なキャリアビジョンが見えないため(53.7%)」となった。
現在の職場で働き続けたくない理由(報道資料より)
このほか、有給休暇の取得については、「いつでも気兼ねなく取得することができる(27.6%)」と「調整は必要だが、取得することができる(56.3%)」の合計が全体の8割を超えた。




