森トラスト、シェラトン沖縄と運営会社を取得、2つ目のリート投資法人も東証に上場へ

森トラストは2016年12月28日付で、沖縄県恩納村にある「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」と同ホテルの運営会社「サンマリーナ・オペレーションズ」を取得した。同社グループが全国で展開する外資系ホテルの運営ノウハウを活用し、さらなるバリューアップをしていく方針。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾートは白砂ビーチに立地する、全客室バルコニー付きのリゾートホテル。沖縄本島で唯一、マリーナが付属し、様々なマリンアクティビティも提供。2016年6月に大規模なリノベーションを行ない、マリオット・インターナショナル傘下となった「シェラトン」にリブランドした。2016年12月には46室の新ホテル棟が完成し、2017年3月までにチャペルとウェルネスセンターが完成する予定だ。

森トラストグループでは現在、沖縄県内で瀬底島と伊良部島に新規ホテルの開発計画を推進するなど、沖縄での展開に力を入れている。世界的なビーチリゾートに並ぶ観光資源を有するデスティネーションとして、世界に発信していく方針だ。

なお、森トラストでは2017年1月4日、子会社の森トラスト・ホテルアセットマネジメントが運用する森トラスト・ホテルリート投資法人の投資口について、東京証券取引所から東証不動産投資信託証券市場への上場承認を受けた。森トラストグループが運用する上場REITは、森トラスト総合リート投資法人に続く2つ目となる。

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