GW観光地の混雑を「観光予報プラットフォーム」で予測、大阪は「かなり混雑」で外国人比率が約3割に、地図で混雑度を公開

日本観光振興協会が発表した2017年ゴールデンウィーク(5月1日~5日)の宿泊予想を示す「観光予報」によると、国内で混雑(混雑、やや混雑)が見込まれる地域は、小樽、名古屋、大阪、福岡、宮崎。仙台や東京、箱根、広島、那覇は「やや空いている」状況となった。ただしGW期間は直前に予約が増加する傾向にあるため、混雑に至る可能性もあるため注意が必要だとしている。

2017年5月GWの観光予報(2017年4月14日時点)は以下のとおり。

日本観光振興協会:報道資料より

また、主な都市について宿泊者の外国人比率をみると、大阪市が30.8%を占める見通しに。そのほか、京都市や那覇市、福岡市では約2割、箱根町は15.5%などと予想されている。各地の宿泊予想数は以下のとおり。

日本観光振興協会:報道資料より

この「観光予報」は、宿泊実績データや6ヵ月先までの予約情報、中央省庁や自治体、観光関連組織・団体、民間企業が公開・保有するデータなどをもとに運用中のマーケティングツール「観光予報プラットフォーム」を用いたもの。地域事業者や施策を計画する担当者向けに多言語で運用中。訪日外国人と日本人の宿泊動向の違いや、国籍別の訪日外国人の行動傾向なども分析可能となっている。

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