近畿日本ツーリスト、世界文化遺産「姫路城」の管理運営を受託、VRコンテンツ活用の独自事業も展開へ

近畿日本ツーリスト関西は2018年3月から、世界文化遺産・国宝の「姫路城」の管理運営業務を開始する。公募型プロポーザルを経て姫路市より受託したもの。期間は2021年2月末までの3年間。

姫路城は「平成の大修理」を終え、2年半以上が経過したところ。現在は外国人を含め年間200万人以上が訪問しており、管理運営業務では入城者に対する対応の向上が課題となっていた。

同業務では、城内のスタッフの雇用・配置・教育、入場料の徴収・管理業務、来城者(来城予定者)に対するホームページを通じた情報提供などを実施。インバウンド対策としては、外国人に向けた多言語対応ガイドの募集・養成やガイドツアーの定期開催などを計画する。また、凸版印刷と連携し、VR(バーチャルリアリティ)コンテンツを使った独自の事業も展開する予定だ。

同社では同業務を通じ、総合旅行会社ならではの「おもてなし」のノウハウを提供し、姫路市交流人口の増加にも貢献していきたいとしている。


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