世界最大手旅行「TUIグループ」、タビナカ注力を発表、アクティビティ部門を戦略的分野として強化へ

ドイツ拠点で世界180か国に展開する大手旅行会社TUIグループは、2018年第1四半期(2017年10月~12月)決算を発表した。それによると、取扱い旅客数は前年同期比4.4%増、総取扱額は同9.1%増の35憶8000万ユーロ(約4761億4000万円)となった。同期の減価償却前営業利益(Adjusted EBITDA)は、前年同期から57.9%改善し、2540万ユーロ(約33億7820万円)の赤字。

併せて同社は、2018年はホテル、クルーズ部門と並び、タビナカ需要を扱うTUIデスティネーション・サービス事業を戦略分野と位置づけ、強化していく方針を明らかにした。TUIデスティネーション・サービスは、地上交通や各種サービス、旅先でのアクティビティを扱う部門。同期決算では、取扱い額が前年同期比23.1%増の3840万ユーロ(約51億720万円)に伸びており、金額は小さいものの、伸び率ではクルーズに次ぐ大きさとなっている。

IT投資に力を入れているTUIでは、CRM(顧客マネジメント)システムの開発により、顧客一人一人の嗜好の把握を進めており、このデータを活用することで、より効果的に、相手に合ったツアーやアクティビティの提案が可能になるとしている。

現在、TUIデスティネーション・サービスでは、世界115地域を対象に、年間の取り扱い件数ベースで交通サービス約2400万件、観光ツアー約460万件を扱っている。利用者数は1200万人以上。同部門を担当する従業員数は6500人、所有車両台数は1000台。

※円換算は1ユーロ133円としてトラベルボイス編集部が算出した。

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