京都・舞鶴市、音楽ツーリズムで新組織設立へ、音楽フェスや合宿誘致へ本格展開

京都府舞鶴市は、日本観光振興協会、コンサートプロモーターズ協会、oriconMEコンフィデンスとともに、今年5月を目途に「舞鶴ミュージックコミッション」を全国で初めて設立し、ミュージックツーリズムの開拓に本格的に乗り出す。同市では、地域での受け入れ環境を整えることで、都市部に集中する音楽フェス、ライブ、合宿などを誘致することで新しいエンターテインメント文化の潮流をつくっていくとともに、地域での観光消費を増やすことで地域創生にもつなげていきたい考えだ。

日本観光振興協会は観光業界、コンサートプロモーターズ協会はライブ・エンターテイメント業界、oriconMEコンフィデンスは音楽業界に向けた支援を実施。舞鶴市がコミッションの事務局を務める。

舞鶴市は、「赤れんがを活かしたまちづくり」の一貫として、JAZZ祭やJAZZフェスを毎年開催。海上自衛隊音楽隊による演奏会や各種イベントでの演奏も行われている。また、舞鶴FC（フィルムコミッション）を設立し、映画やドラマのロケ地誘致にも積極的に取り組んでいる。