欧州路線の航空便キャンセル相次ぐ、ドイツ・フランスでストライキ、労組が賃上げ要求

フランクフルト国際空港でのストライキの模様(写真:AP通信)

ドイツとフランスで、公共サービスや航空会社で働く労働者のストライキが始まり、2018年4月10日は欧州路線のフライトでキャンセル便が相次ぐ事態となった。労働組合側は賃上げを要求している。AP通信が報じた。

ドイツでは、公共交通機関や保育園、自治体役所などでも、労働者によるウォークアウトが計画通り実施され、各地で影響が出ている。

ルフトハンザ航空では、フランクフルト、ミュンヘン、ケルン・ボン、ブレーメンなどの主要空港で800便近くがフライトキャンセルになった。

ドイツ労働組合連合では、景気は順調、国の税収も過去最高レベルというなか、公務員の負担も軽減されるべきと主張。空港の地上職員、バス運転手、病院スタッフなど、公共サービスを担う230万人規模の労働者に対する6%の賃上げを要求。一カ月当たりでは、少なくとも200ユーロ(約2万6000円)の給与アップを求めている。

同様に、フランスでも2018年4月10日、パイロットや地上職員がストライキに突入し、エールフランス航空便のうち4分の1がフライトキャンセルとなった。何年も賃上げが凍結される状況が続いたことから、ドイツと同じく、6%の賃上げを要求している。

エールフランス航空がストライキを行うのは、今年2月以降、これで6回目。労働組合側は、引き続き、数週間以内にストを行う計画。フランスでは、マクロン大統領の経済改革に反対するフランス国鉄労組によるストライキも起きている。

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