日本人の海外旅行市場を分析した「JTBレポート2018」発表、若年層の拡大傾向などを掲載

JTBは2017年の日本人海外旅行市場をとりまとめた「JTB REPORT 2018 日本人海外旅行のすべて」を発行した。独自のアンケート調査や各関係機関の統計資料をもとに、JTB総合研究所が市場動向や構造を分析して編集・発行したもの。

これによると、2017年の旅行者数は1789万人となり、円安や韓国ブームで最高を記録した2012年に次ぐ結果に。訪日旅行の影響でLCCを含む航空路線の充実や座席数の拡大も追い風になったとしている。

全体的に、海外旅行では団塊世代の旅行者が徐々に減少し、若年層の割合が拡大しているのが特徴。具体的には、2012年には全体の17.7%を占めていた団塊世代はこの5年間で12.6%に減少。代わって、10代後半から20代前半のミレニアル世代の構成比は、5年前(20.0%)から32.6%へと大きく拡大した。

JTB:報道資料よりJTB:報道資料より

「JTB REPORT 2018 日本人海外旅行のすべて」はJTB総合研究所のホームページで下記ページから販売される。

    ・JTBレポート2018「日本人海外旅行のすべて」販売ページ

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