台風26号直撃のサイパン空港が全面再開へ、観光復興へ復旧作業続く、ホテルは75%が稼働

北マリアナ諸島自治連邦区は、非常に強い勢力の台風26号「イートゥ(Yutu)」の直撃で被害を受けたサイパン国際空港の全面再開が2018年11月15日になるとの見通しを発表した。特に被害が大きかったサイパン、テニアン両島には米国および軍関係者が支援。観光復興に向けた復旧作業が進められている。

サイパン/テニアン線は10月29日に再開したが、主要な観光地でも台風による倒木、がれきの撤去作業が続けられ、「テニアン・クリフ・フィッシング・ダービー」(11月9~11日)、「ヘル・オブ・マリアナ」(12月1日)など今後予定されていた複数イベントが中止になっている。

サイパンの主要ホテルは自家発電、給水システムによって営業を続け、全客室の約75%が稼働、被災対応者や避難民が利用しているという。北マリアナ諸島自治連邦区のラルフ・トーレス知事は「世界中から訪れる観光客の皆様に対し、いち早くこの美しい海、ビーチを再開したい。空港内の全主要システムが完全に復旧され次第、サイパンへの到着便の運航を再開する見込みだ」などとコメントしている。

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