【図解】旅行会社トップ5社の9月実績、国内は阪急交通社が5位に浮上、訪日旅行はHISが5割増 ―観光庁(速報)

観光庁が発表した主要旅行業者49社の旅行取扱状況速報によると、2018年9月の総取扱額は前年比3.2%減の4384億1110万円。そのうち、海外旅行は2.7%増の1904億8536万円、外国人旅行は11.5%増の184億7595万円、国内旅行は8.6%減の2294億4980万円だった。

旅行会社へのヒアリングによれば、9月は台風第21号や北海道胆振東部地震の影響で国内旅行は前年比減となった一方、外国人旅行は欧米豪を中心とした個人旅行が堅調に推移。海外旅行はパッケージツアーが低調だったものの、法人・教育関連の団体旅行で取扱人数が増加した。

分野別・上位5社の推移は以下のとおり。

分野別・上位5社の直近12ヶ月の推移

海外旅行の取扱額上位5社・直近12ヵ月推移比較グラフは以下のとおり。2018年9月は上位5社(JTBグループ12社、H.I.S.グループ6社、阪急交通社グループ3社、KNT-CTグループ13社、日本旅行)のうち、HISが前月に続き前年比16%増を記録。JTBはマイナスに転じた。

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外国人による訪日旅行の旅行会社別取扱額上位5社・直近12か月推移は以下のとおり。9月は上位5社(JTBグループ12社、日本旅行、H.I.S.グループ6社、KNT-CTグループ13社、東武トップツアーズ)のうち、HISが5割増を記録。前月9割増となった東武トップツアーズは4割増で引き続き堅調な伸びを見せた。

※編集部注:過去1年で5位圏内だった楽天は6月以降の数値を公表していないため、グラフでは5月までの推移を示した。

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国内旅行の旅行会社別取扱額上位5社・直近12か月推移は以下のとおり。9月の上位5社は、JTBグループ12社、KNT-CTグループ13社、日本旅行、ANAセールス、阪急交通社。JALパックは僅差で6位にランクダウンしたものの、上位5社すべてが前年比減となるなか、前年並みを維持した。

※編集部注:グラフには、過去1年に5位以内となった企業を含めている。楽天は6月以降の数値を公表していないため、5月までの推移を示した。

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旅行商品ブランド全体の取り扱い状況

2018年9月の旅行商品ブランド(募集型企画旅行)は、総取扱額が前年比8.5%減の1174億8072万円、取扱人数合計は10.7%減の288万6908人。海外旅行は取扱額が9.6%減の374億661万円、取扱人数が22.2%減の16万2913人。外国人旅行は取扱額が12%減の4億8586万円、取扱人数は7.3%減の3万4134人。国内旅行は取扱額が8.4%減の795億8826万円、取扱人数が9.9%減の268万9861人。9月はすべての分野で取扱額・人数ともに前年比減で推移している。

※2018年4月より、同統計の対象となるJTBグループは集計値を25社合計から12社合計に変更。KNT-CTホールディングスは11社合計から13社計に変更。また、2018年6月から楽天の数値が非公表となり、5月までよりも1社少ない49社が調査対象となった。なお、「外国人旅行」は日本の旅行会社によるインバウンド旅行を指している。

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