旅行業のプロが学ぶべきフランス・ベルギーの魅力とは? 受講者がリアルに語るラーニングのススメ(PR)

旅行者のニーズが多様化し、デジタルデバイスの普及で海外旅行の手配も旅行者自身で行うことが容易になるなか、旅行会社の販売スタッフの力量がこれまで以上に問われるようになっている。細かなニーズをくみ取り、満足度が高い旅を提案するカリスマと呼ばれる人たちはどのような努力をしているのか。身近なチャンスを確実につかみ、顧客対応につなげているフランス・ベルギーの達人を取材した。

※冒頭写真はフレンチ・デスティネーションのメンバーとエミトラベル西崎さん(右から3番目)、阪急交通社大日方さん(右から5番目)

生半可な知識では太刀打ちできない

ファッション、マカロン、チョコレート、コスメ、ワインにビールに世界遺産。世界中の旅行先の中でも、日本人にとってのフランスとベルギーの人気は別格だ。多くの旅行者は華やかで表面的な魅力だけでなく、歴史や文化の背景まで深く知ろうとし、現地での出会いを大切にしている。そんな旅行者と日々接しているのが、フランス・パリに本社を置くエミトラベルの東京支店に勤務する西崎舞さん。

「最初はフランスのお菓子に興味を持ち、ワーキングホリデーでパリに滞在し、帰国後に旅行販売の仕事に携わるようになりました。当社は送迎やパリ観光中心にBtoB、BtoCともに扱っていますが、驚かされるのが昨今のお客様の行動力。たとえば、世界遺産のモンサンミッシェルへのツアーでも、自分たちでフランスの雰囲気をより感じるために復路だけでも鉄道に乗りたいからアレンジしてほしいという要望が多いのです。そんなお客様に対応するためには、生半可な知識では太刀打ちできません」(西崎さん)

「検定」というと少々構えてしまいがちですが期限内に自分のペースで進めることができるため、
業務の合間に行うことができました。また動画での受講でしたのでより理解が深まりました、と西崎さん

観光、鉄道、レンタカー、幅広い知識が学べる

高度化する顧客の要望に対応するために、上司から勧められて受講したのが、旅行会社向けのEラーニング「フレンチデスティネーション検定―フランス・ベルギーの達人」。フランス観光開発機構、エールフランス(AF)、レイルヨーロッパ、ハーツレンタカー、ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル、パリ空港公団が共同プロモーションを行う組織「フレンチ・デスティネーション」が提供する旅行会社向けの検定制度だ。

フレンチデスティネーション検定は2014年10月に開講し、これまで約600名の旅行業界関係者が受講。無料にもかかわらず、観光スポットから鉄道、レンタカーまで、フランスやベルギーの販売知識が幅広く得られる。2016年4月にはスタンダードコースの合格者を対象としたセカンドステップ講習を開始。2018年からはパリ空港もプロモーションチームに加わり、一層幅広い最新情報を提供するようになった。実際、多くの受講者がツアーや個人旅行の販売促進につなげている。専用のウェブサイトに登録してウェブ上で受講する仕組みだ。

フランス・ベルギーのスペシャリストを目指し、スタンダード、セカンドともに合格した西崎さん。講座は各社3ステップに分かれ、それぞれ10分程度の動画と10問/20問のクイズで構成される。すべての講座で規定の成績(正答率8割以上)をクリアすると検定試験に進むことができ、試験で8割以上正解すれば合格。「勤務時間の合間に、ゲーム感覚でチャレンジすることができました。パリはもちろん、さまざまな地域を学ぶことができ、お客様との会話がよりスムースになりました。文章だけでなく、映像で学べるのはお客様によりリアルに説明できるのでありがたいですね」(西崎さん)

マーケティングの視点からも有効

現場での販売にとどまらず、マーケティングの視点からフランス、ベルギーの販売促進につなげている人もいる。パッケージツアーのトラピックスで知られる阪急交通社営業統括本部マーケティング部の大日方淳子さんは、国内外の旅行トレンドの中から新規ツアーの造成や地域との連携に役立つ情報を集め、社内に配信する業務を担っている。タイ、ペルー、ニューヨークなど他のデスティネーションの検定も積極的に取得するなか、フレンチデスティネーション検定の情報を聞いてすぐ受講を決めたという。

「西崎さんも指摘されていましたが、この講座はフランス、ベルギーの魅力を目の当たりにできる動画が素晴らしい。質の良いプレゼンを受けている感覚で、それなりに時間はかかりましたが、楽しみながら学ぶことができました」と話す。ただ、スタンダードに比べてセカンドの試験は難易度が上がり、自身もはっとさせられることが多かったという。「クロード・モネが晩年を過ごしたのはパリ郊外のジベルニーと知っていたけれど、ではフィンセント・ファン・ゴッホはどうだったかといった深い内容が多く、それだけお客様の興味関心が強いと気づかされました」(大日方さん)

観光地だけでなく移動についても学べたので、実際にどう回るかをイメージできたのがよかったです。
合格証が会社に届いたときは嬉しくて周りに自慢しました、と大日方さん

フレンチデスティネーション検定は受講・受験のメリットとして、合格認定証が得られ顧客にプロフェッショナルとして提示できるのが魅力。合格者だけのためのAFやレイルヨーロッパ、ハーツレンタカー、パリ空港などの最新情報提供も行われる。さらに、大日方さんはフランス大使館で開催された合格者パーティ時の抽選で、フランス・ベルギー旅行も獲得した。「受講した内容をリアルでなぞることができ、これからの販売に役立つヒントをたくさん得られました」

将来への確実なステップ

「フランスの旅はある程度パターン化されていると思いますが、お客様の要望はその先を行っている。それに応えるチャンスはすぐそばにあるので、悩む前に受講をお勧めします」と力を込めるエミトラベルの西崎さん。阪急交通社の大日方さんも「当社はパッケージ主流で添乗員同行の安心感が人気の理由のひとつですが、それでも少し冒険してみたいというニーズは増加しています。仕事やプライベートの空き時間で、コアな知識を学べるのがいいですね」と話す。将来へのステップにつながるフレンチデスティネーション検定。旅行業に身を置くみなさんもチャレンジしてみてはいかがだろうか。

エミトラベル東京支店 西崎舞さん

2016年エミトラベル入社。同年より現在、東京支店で営業を担当。2017年上司の勧めでフレンチデスティネーション検定を受験し合格。

阪急交通社営業統括本部マーケティング部 大日方淳子さん

2007年より阪急交通社に勤務。海外オペレーション、海外仕入を経て現在のマーケティング部で国内外の旅行トレンド収集・分析を担当。2015年、情報収集の一環としてフレンチデスティネーション検定を受験し合格。

【申し込み方法】

以下の情報を担当者へ連絡。
その後数日以内に発行されたユーザーIDとパスワードで専用サイトからログイン。いつでも申し込み可能で受講者のペースで学習できるが、アカウント有効期間は2カ月間。

  • 名前
  • メールアドレス
  • 会社名
  • 住所
  • 電話番号
  • 部署名
  • 役職

申し込み先

  • 担当者:フランス観光開発機構 金田レイラ
  • メールアドレス:reira.kaneda@atout-france.fr

広告:フランス観光開発機構、フレンチ・デスティネーション

記事:トラベルボイス企画部/REGION

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