トラベルポート、航空機の搭乗時に支援が必要なことを伝える特別コードの利用拡大へ、認知向上キャンペーン

トラベルポートは2019年3月8日、知的障がいや発達障がいをもつ旅行者向けの支援キャンペーンを開始した。2019年3月12日からアラブ首長国連邦で開催される「スペシャルオリンピックス夏期世界大会」と連携し、搭乗時にサポートが必要なことを航空会社に知らせる特別サービスリクエストコード「DPNA(Disabled Passenger with intellectual or developmental disability needing assistance)」の利用拡大を目指すもの。

DPNAコードなどの特別サービスリクエストコードは、旅行者による支援の要望などを航空会社に伝えるための業界標準ルール。国際航空運送協会(IATA)が定めており、このコードを受信したIATA加盟航空会社は、リクエストを確認したことを必ず返答しなければならない。

今回のDPNAコード認知向上キャンペーンでは、6か月にわたり世界30か国・10万社以上の旅行会社に向け、トラベルポートのツール「スマートポイント」などを通じて案内を表示。特設ページのほか、電子ダイレクトメールなども活用して周知する。

トラベルポートの調査によれば、「DPNA」コードの存在を認識している旅行会社はわずか24%だったという。

DPNAコード 認知向上キャンペーン 特設ページ(英語)

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