法隆寺参道に門前宿「和空 法隆寺」開業、和文化体験で奈良の滞在型回遊の拠点に

宿坊などをてがける和空プロジェクトは2019年9月8日、法隆寺・南大門前に門前宿「和空 法隆寺」を開業した。法隆寺を中心としたまちなか観光を推進するため、奈良県斑鳩町が2014年に条例を改正し、用途制限を緩和したことで実現した規制緩和第1号ホテル。畳敷きにローベッドを配した和モダン客室を中心に、茶道、華道、書道、香道など和文化体験ができる大広間、奈良の地酒を提供すギャラリー・バー、貸切風呂などで構成する。

「和空 法隆寺」は全日本寺社観光協会が監修する「参道活性プロジェクト第1弾」の宿泊施設でもある。奈良県は来訪者が年間1000万人に上る一方で、宿泊施設数が少なく、特にインバウンドの9割が日帰りの通過点になっているのが課題。世界遺産・法隆寺の参道に和文化体験型の宿泊施設が開業することで、滞在型回遊に変化する契機になることが期待されている。

2階建て、2棟の全60室。食事は北新地「神田川」店主・神田川俊郎氏が監修し、夕食は懐石料理や精進料理が中心。宿泊料は1泊2食付で1万8500円から。

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