訪日客の鉄道に関する悩みをチャットボットで解決、成田エクスプレスと東京モノレールで実証実験

旅行業界向けにIT・AIサービスを展開するトリプラ(tripla)とJR東日本スタートアップは、訪日外国人観光客「triplaチャットボット」サービスを提供する実証実験を行う。両社は2019年6月に資本業務提携を締結。トリプラは2018年12月から2019年3月まで実施されたJR東日本「案内AIみんなで育てようプロジェクト」共同実証実験に参画した。

実証実験では、訪日外国人利用の多い成田エクスプレス(N’EX)と東京モノレールでtriplaチャットボットを提供。利用者に乗り換え方法、駅構内図、宿泊施設までの道順などを案内する。実施期間は今年12月31日まで。N’EXと東京モノレールの全車両内で実施され、N’EXでは停車する品川駅、新宿駅、池袋駅、横浜駅のホーム・コンコースなどでも利用が可能だ。

N’EXではJR-EAST FREE Wi-Fiからインターネットに接続すると画面にチャットボットアイコンを表示。東京モノレールでは、 同社の公式ホームページにチャットボットアイコンを表示する。

鉄道業界では、 看板やポスターの多言語表記対応が進められているが、観光庁による調査では、訪日外国人が困ることには「コミュニケーション」、「目的地までの公共交通の経路情報の入手」、「公共交通の利用方法(乗り方)、利用料金」などが挙げられており、その課題解決が求められているところ。また、駅係員の人員数には限界があることから、 人的リソースの補充以外の方法でサービスを向上させる手段が模索されている。

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