ANA、遠隔操作ロボット「アバター」で新会社、新型コロナ対応する医療施設に提案も、グループ初のスタートアップ

左から、社外取締役津田佳明氏、CEO深堀氏、COO梶谷氏

ANAホールディングス(ANAHD)は2020年4月1日、遠隔操作ロボットを使って人の代わりにコミュニケーションや作業をする「アバター」事業を担う「avatarin(アバターイン)」を設立した。

ANAHDは2018年に「アバタープロジェクト」を立ち上げ。2019年には「アバター準備室」として事業化の準備を進めてきた。分社化することで、世界中から人材を積極的に採用し、パートナー連携、外部資金調達などを通じて新規市場の開拓を図り、社会インフラ化を目指す。ANAHDにとって、初めてのスタートアップ会社となる。

まず、喫緊の課題となっている新型コロナウイルス対応として、遠隔でのコミュニケーションを必要としている医療施設などに、独自開発した普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」を提案していきたいという。ニューミーは、実証実験の結果をもとに高画質、首振り機能、折り畳み式、軽量化などの機能を備えたアバター。今後は教育、ショッピング、鑑賞、観光などへのさまざまサービス展開を視野に入れる。

アバターインには、これまで事業を推進してきた深堀昂氏と梶谷ケビン氏が、それぞれ代表取締役CEO、取締役COOに就任。資本金は2億円で、ANAHDと両氏が出資した。

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