HIS、2月の総取扱高9%減、新型コロナの影響で中国方面が訪日・海外とも減少

エイチ・アイ・エス(HIS)が発表した2020年2月の旅行総取扱高は、前年同月比8.9%減の380億4877万円だった。

海外旅行はフランス、スペイン・ポルトガル、ハワイなどの主力方面が好調だったが、1月末から中国で発生した新型コロナウイルスの影響で外務省の感染危険情報がレベル2に引き上げられたのを受け、中国本土、香港、マカオの主催旅行をツアーキャンセル。5.3%減の320億4790万円にとどまった。国内旅行も観光バス運転手の新型コロナウイルス感染報道を受けバスツアーが減少し、3.7%減の53億1007万円だった。

訪日旅行は海外、国内に比べシェアが低いものの、1月末から中国が団体旅行などでの出国禁止、2月からは日本が入国規制したことで、すでに2月の段階で71.1%減の6億9089万円と大幅に減少した。

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