英ヴァージン航空、新型コロナの影響で3150人を削減、ロンドン・ガトウィック空港から一時撤退

ヴァージン・アトランティック航空は、新型コロナウイルスの感染拡大による急激な需要減退を受けて、将来に向けた経営再建プランを発表した。同航空では、新型コロナウイルス発生以前の水準に回復するまでには最大3年かかるとしたうえで、コストの削減や現金の保持のほか、可能な限り雇用を守るために、今回の再建プランを進めていくとしている。

雇用については、全体で3150人を削減。今後、45日間にわたって労働組合とともに、従業員と話し合いを進めていく。同航空のシャイ・ワイスCEOは、「米同時多発テロや世界金融危機のあとも、同様の苦痛を従業員に与えてしまったが、幸いなことに、数年後には彼らはまた戻ってきてくれた。今回のパンデミックについては、今後どれくらい続き、飛行再開がいつになるのか、まだ分からないが、また同じように戻ってきてくれると思っている」とコメントしている。

また、今後の飛行計画については、ロンドン・ヒースロー空港とマンチェスター空港のみをベースとし、ロンドン・ガトウィック空港からは一時撤退する。同空港の発着枠の維持を求め、需要の回復に合わせて運航を再開する。

航空機については、計画通りA330-200型4機を退役させるとともに、ボーイング747-400型7機の運用を取りやめる。保有機数については、2022年までに燃費効率に優れ、環境に配慮した双発機36機のみとする。

さらに、同航空の旅行商品ヴァージン・ホリデーは、ヴァージン・アトランティック・ホリデーにリブランド。デジタル流通に注力し、2020年内に15%の店舗を閉鎖する。

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