エクスペディア・グループは、コンテキストデータ(外的要因データ)を提供する「PredictHQ 」との新たな提携を発表した。この提携を通じて、PredictHQが提供するW杯やコンサートなどのイベント指標や需要予測が、エクスペディア・グループのパートナー施設向けビジネス管理プラットフォーム「Partner Central」に直接統合される。
パートナー施設は、PredictHQの需要予測と エクスペディア・グループ の旅行者分析データを組み合わせることで、旅行需要の増加をより明確に把握できるようになる。
W杯期間の支出額は81億ドル超に
合わせて、PredictHQは、2026年6月11日から米国、カナダ、メキシコで共同開催されるFIFAワールドカップの最新需要予測を明らかにした。それによると、全開催都市での宿泊施設、地上交通手段、飲食代を含む旅行者の支出額は、8⽉までで81億ドル(約1.3兆円)を超える見込み。これは、昨年同時期よりも約7億5000 万ドル(約1178億円)上回ることになる。
また、6⽉から8⽉の宿泊費用は、延泊するファンが多いことから、前年の26億ドル(約4080億円)から48億ドル(約7540億円)に倍増すると予想している。
都市別の支出額では、テキサス州アーリントンが前年比135%増の5億6200万ドル(約882億円)以上と最も高くなると予想。このほか、マサチューセッツ州フォックスボロ(161%増)、ミズーリ州カンザスシティ(73.4%増)、ペンシルベニア州フィラデルフィア(19.9%増)、テキサス州ヒューストン(18.3%増) でも現地経済への大幅なプラス効果が見込まれている。
また、エクスペディア・グループのデータでは、日本対オランダ戦が行われるテキサス州ダラス・フォートワースへの試合週の日本人旅行者数は、通常の週と比べて1820%増になる見込みだという。
※ドル円換算は1ドル157円でトラベルボイス編集部が算出




