ハワイ州、旅行者に健康管理アプリのインストール義務化、入国時にQRコードの確認が必要に

ハワイ州は、2020年9月1日からすべての旅行者に対して、新しく開発された「Safe Travel」アプリのインストールを義務化した。旅行者には、出発の24時間前にこのアプリに自身の健康情報や旅行情報の入力が求められる。入力後、eメールでQRコードが送信され、ハワイ州入国の際には、空港でそのQRコードがスキャンされる必要がある。

ハワイ州のデビッド・イギ知事は「このアプリは、自己隔離が必要な人と連絡を保つために必要なツール。また、経済活動の本格的な再開に向けて重要な一歩になる」とコメントしている。

これまでは、ハワイ州への旅行やハワイ州内の旅行の際には、隣島間の移動と太平洋間の移動について、2種類の書類の提出が必要だったが、Safe Travelはこれをデジタル化することで簡素化した。

このアプリの健康情報は、リアルタイムに感染状況を把握するために、ハワイ州保健省(DOH)に提供されるほか、自己隔離規制を徹底するために、法務長官や郡警察当局による活用も認められている。

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