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国際航空運送協会(IATA)は、現在開発中のデジタル健康認証「IATAトラベルパス」について、2021年3月末までに提供できる見通しを示した。
IATAトラベルパスは、入力要件の登録、ワクチン接種機関あるいは検査機関の登録、旅行者が安全にワクチン接種認証や検査結果をスマートフォンにアップロードできるツール、資格保有者のデジタル認証の4つのモジュールで構成されている。
IATAによると、現在、入力要件の登録はすでに利用が可能。グローバル・スタンダードで設計されているため、別の組織が開発を進めているデジタルパスと互換性を持つ。そのため、4つのモジュールをひとつのソリューションとして利用できるだけでなく、モジュールを個別に利用することで、他デジタルパスを補完することもできるようになるという。