USJ、クルーの身だしなみ規定緩和、同性パートナーシップや不妊治療休暇制度なども新導入

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2021年9月からパーク内で働くクルーの身だしなみを規定するドレスコードを一部改訂した。男女で異なっていたルールを統一したうえで、メイクや髪色もそれぞれの自由表現をより自由に行えるよう一部緩和した。ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの観点から、多様性を推進する考え方に基づく改訂。国籍や宗教などにも配慮し、ボディピアス・タトゥはワードローブに隠れる場所に限り可能とした。

また、従業員のライフスタイルにマッチするよう、新たな人事制度も7月から導入。結婚・配偶者の定義を見直し、事実婚や自治体などのパートナーシップ証明を受けた人も対象として、慶弔見舞金などの授与が可能に。休暇制度については、けが・病気に加え、介護・看護やボランティアでも取得できるようにし、不妊治療を目的とした休職も可能とした。

ユー・エス・ジェイは育休取得率が女性100%、男性も55%を超える割合。障がい者雇用についても、法定雇用率2.3%を上回る3%を保持している。

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