米国の国民的イベント「スーパーボウル」で巨大OTAが広告対決、エクスペディアは旅行復活に自信、ブッキングはシェア拡大狙う 【外電】

2022年2月17日に米ロサンゼルスで開催される米国の国民的スポーツインベン「第56回スーパーボウル」で、ブッキング・ドットコムとエクスペディアが広告で対決する。全米で1億人以上がテレビ視聴すると言われ、30秒の広告費用は最大650万ドル(約7億3500万円)とも言われるこの対決の背景を米観光産業メディア「スキフト(Skift)」が伝えている。

ブッキング・ドットコムは、試合が佳境に入った頃に視聴率が上がることを期待して、第四クォーターに広告を打つ。同社がスーパーボウルに広告を大きく展開するのはこれが初めて。

一方、エクスペディアは第1クォーターに広告を展開。同社がスーパーボウルに出稿するのは10年ぶり。ブッキングが広告を打つ第4クォーターまでに決着がつきそうな展開が望みだ。

また、エクスペディアのバケーションレンタルブランド「バーボ(Vrbo)」は試合前の番組で60秒の広告を流す(カナダではハーフタイムショー)。そのメッセージは、「旅先よりも、大事なのは一緒に旅に行く人」だ。バーボの前身となるホームアウェイは2010年と2011年のスーパーボウルでも広告を展開した。

エクスペディアがスーパーボウルへの出稿を決めたのは7か月前。エクスペディア・ブランズのジョン・ギースルマン社長は、「スーパーボウルが目的で広告を打つことを決めたわけではない。2022年は旅行復活の年になるという確かな自信があったからだ」と話している。

また、同社の広報は「この広告は需要喚起のためではなく、エクスペディアは、ユーザーと共にあることを伝えるためだ」と付け加えた。

ブッキングは、エクスペディアが強い米国市場でのシェア拡大を狙う。ウェブ分析会社シミラーウェブによると、2021年12月、エクスペディアがデスクトップとモバイルで獲得したビジター数は、ブッキングよりも34%も多かった。しかし、滞在時間に関しては、ブッキングの方が長かった。

ブッキングの最高マーケティング責任者のアルヤン・ダイク氏は、今回の広告出稿について、「2月中旬は、多くの人が春休みや夏の旅行を考え始める時。米国の視聴者に『私たちはここにいる』ということを知らせたい」と語った。

一方、2020年にはターキッシュエアラインズ、2021年にはアラスカ航空がスーパーボウルで広告を打ったが、2022年は航空会社の広告はない見込みだ。

※ドル円換算は1ドル113円でトラベルボイス編集部が算出

※編集部注:この記事は、米・観光専門ニュースメディア「スキフト(skift)」から届いた英文記事を、同社との提携に基づいてトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。 

オリジナル記事:Booking and Expedia Super Bowl Ads Will Be an Online Travel Sideshow

著者: Dennis Schaal

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