民泊エアビー、インフレ率の高い国で新規ホストが増加傾向、住宅所有コスト上昇が要因か

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エアビーアンドビー(Airbnb)は、2022年第2四半期において、インフレ率の高い国で新規ホストが拡大しているとする調査結果を明らかにした。

今年6月にインフレ率が9.1%上昇した米国では、第2四半期に新規ホスト数が昨年同時期比で50%以上増加。インフレ率が8.1%上昇したカナダの新規ホストは約2倍に増加した。また、インフレ率1ポイント上昇に伴い、新規ホスト数が4ポイント増加した国もあった。

ホストの収入額も増加しており、米国の新規ホストが2021年に得た収入は2019年比30%以上増加、合計18億ドル(約2467億円)となった。ホスト一人当たりの平均年収も3800ドル(約52万円)となり、中所得者層の2ヶ月分以上の給与に相当する額となっている。

エアビーによると、米国では住宅所有のコストが上昇していることから、高額な住宅ローンを返済するためにホスティングを開始したり、貸し出しの頻度を増やしている新規ホストが多く見受けられるという。

※ドル円換算は1ドル137円でトラベルボイス編集部が算出

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