宿泊予約管理トリプラ、台湾の宿泊施設向けテクノロジー企業を子会社化、海外事業の拡大を加速

宿泊施設のDXを支援するtripla(トリプラ)は、台湾の旭海國際科技股份有限公司(Surehigh International Technology Inc.)の株式を取得し、子会社化する。同社は、台湾、韓国や東南アジアへの事業拡大とサービス拡張に注力しているところ。

Surehigh社は、台湾の宿泊施設向けに、チャネルマネージャー「HOTEL NABE」、予約エンジン「EZ HOTEL」、ホームページ作成サービス「微官網」などを開発・販売。主力サービスである「HOTEL NABE」は、現在832施設に導入されており、エクスペディア(Expedia)やブッキング・ドットコム(Booking.com)などのグローバルOTAに加え、LION TRAVEL、Klook(クルック)、Easy Travel(四方通行)、ezTravel(易遊網)など、現地大手OTAとも連携している。

トリプラは2023年11月にインドネシアのBooKandLinkを子会社化。今回のSurehighの子会社化で、グループ全体の導入施設数は6590施設となる見込み。

今後は、すでに台湾でも展開している「triplaBook」をSurehighのサービスを利用する顧客向けに展開するほか、Surehighのチャネルマネージャー技術や連携先を活用し、同社の新サービス「tripla Link」として国内外に展開していく。

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