国の重要文化財「シャトーカミヤ」、明治時代の晩餐会を再現、観光庁の観光再始動事業で

茨城県牛久市と山梨県甲州市が設立した「ワイン文化日本遺産協議会」は、観光庁観光再始動事業の第1次採択事業として、日本遺産~日本ワイン140年史~「Living History(生きた歴史体感プログラム)」イベントを開催した。場所は、国指定重要文化財のシャトーカミヤ旧醸造場施設と国宝の大善寺。

このうち、日本初の本格ワイン醸造場であるシャトーカミヤでのイベントは、2023年11月18日に牛久シャトー開設20周年記念イベントとして開催。通常は非公開の牛久シャトー本館を会場に、板垣退助ら国の重要人物を招いて開催された明治時代のワインパーティをアレンジした復刻晩餐会と、牛久シャトー閉館後のナイトタイム特別ガイドツアーを実施した。

当日は、アラビア料理と和製洋食を織り交ぜた料理を再現し、牛久シャトー復刻ワインをはじめとする日本ワインや文明開化エール、電気ブランのカクテルなどを提供。一流のサービスと生演奏で、参加者が明治時代の要人になりきるイベントを演出した。

なお、同晩餐会の全体監修と実施は、ワイン文化日本遺産協議会から受託したジェイ・プランが担当。クラブツーリズムがモニターツアーを販売した。

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