タイ国政府観光庁、新たに世界キャンペーンを開始、現地クリエイターと世界のインフルエンサーのコラボなど

タイ国政府観光庁(TAT)は、観光政策の中核となる「アメイジング・タイランド・グランド・ツーリズム・アンド・スポーツ・イヤー2025」の一環として、新たに国際的なキャンペーン「ビー・マイ・ゲスト(Be My Guest)」を立ち上げた。タイの文化的訴求力を高め、質の高い観光客を誘致し、全国で持続可能な旅行を促進することを目指す。

「ビー・マイ・ゲスト」は、「ビー・マイ・ゲスト・ソフトパワー・ファムトリップ」と「リズム・オブ・タイランド」という2つのプログラムで構成。2025年6月26日から7月1日まで実施される。

「ビー・マイ・ゲスト・ソフトパワー・ファムトリップ」では、各国大使館が推薦する人、起業家、インフルエンサーなど、20人を超える著名人を招聘。サムットソンクラーム、スコータイ、チャンタブリーという文化豊かな3県をめぐるルート、タイの食、歴史、工芸、ライフスタイルを深く体験する。

「リズム・オブ・タイランド」では、米国、英国、フランス、中国、イタリア、韓国などの主要市場から10人のインフルエンサーと、タイを代表する10人のクリエイターがコラボ。10組のペアを作り、各ペアは、スコータイ、チャンタブリー、サムットソンクラーム、バンコクなど多様な目的地をめぐる。TAT(タイ国政府観光庁)は、各ペアの旅の様子や訪問地をリアルタイムでSNSなどで公開していく。

TATのタパニー・キアットパイブール総裁は「このキャンペーンは単なる観光にとどまらない。アーティスト、シェフ、クリエイター、コミュニティなど、タイで暮らす人々の目を通して、タイを世界に向けて発信していく」とコメント。ソフトパワーの力を最大限活用する。

TATは、豊富なメディアコンテンツ、ライブ中継、さまざまなデジタルプロモーションを活用して「ビー・マイ・ゲスト」キャンペーンを展開。オンラインとオフラインの両方で幅広いエンゲージメントを生み出していく。

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