北海道・オホーツク地域の観光で、4市町めぐる交通電子チケットが拡大、JALと斜里バスが参画、手荷物当日配送サービスも

網走バス、JAL、JR北海道、斜里バスの4社は、「オホーツク観光MaaSプロジェクト」として、2025年7月19日から9月30日まで利用可能な交通機関が連携した電子チケット「網走&小清水&知床ぐる旅パスポート」を発売する。このパスポートは、4市町を跨ぐ広域交通が1つの電子チケットで利用できるもの。国土交通省が推進する令和7年度「日本版MaaS推進・支援事業」として実施する。

このプロジェクトでは網走バスが運行するAIオンデマンドバス「どこバス+plus」を中心に、北海道オホーツク地域の複数交通機関が連携し、デジタルツールの活用によってシームレスな移動サービスを提供する。

また、オプションサービスとして、オホーツク流氷館の入場チケット、人気レストランのランチチケットも販売。さらに、「手ぶら観光」実現のため、女満別空港から網走市内のホテル約10カ所まで直接手荷物を届けるJALの手荷物当日配送サービスも販売する。

プロジェクト2年目となる今年度は、新たにJALと斜里バスが参画。「どこバス+plus」の運行範囲が女満別空港まで拡大するほか、移動できる範囲は知床半島まで広がる。

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