アスコット、中東・アジアで11軒のホテルを新規開業へ、リゾート地でのレジャー旅行者の取り込み強化

世界40カ国230都市以上で990軒超のホテル、サービスアパートメントなどを展開するシンガポール拠点のアスコットは、アジアと中東で11軒の新規ホテルを開業する計画を発表した。同社が世界で運営・開発中のリゾートホテルは約50軒。今後、リゾート地でのマルチブランド戦略を進め、世界的に高まるレジャー旅行需要の取り込みを強化していく考えだ。

アスコットは、独自の多様な宿泊ブランド(マルチ・タイポロジー戦略)として「Ascott」「Citadines」「lyf」「Oakwood」「Somerset」「The Crest Collection」「The Unlimited Collection」を展開。高い潜在需要があるデスティネーションでの事業を効率的に拡大している。

具体的な開業予定は以下の通り。

  • タイ:2027年に「Ascott Abov Patong Phuket Resort」、227ユニットの「Residences at Ascott Abov Patong Phuket」を開業。
  • ベトナム:2026年にはカムランに「HARRIS Resort Cam Ranh」、2027年にニャチャンに「Somerset Nha Trang」、フーコック島に「Citadines Selavia Phu Quoc」を開業。
  • インドネシア:2027年にラブハン・バジョに「lyf Labuan Bajo」、バリ島で2026年~2028年にかけて「Oakwood Jimbaran Villas and Residences Bali」、「Oakwood Premier Berawa Beach Bali」、「Oakwood Sanur Bali」を開業。
  • 韓国:江陵市文化オリンピック特区で開発中のランドマークリゾート複合施設「ラグーンタウン」にオークウッドブランドが進出。
  • アラブ首長国連邦:2027年にマルジャン島に「Al Mahra Resort by The Crest Collection」が開業。
  • フィリピン:2027年後半にシアルガオ島に「Balai Dajao by Preference」を開業。

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