京都市観光協会、「京都駅デジタルマップ」を提供、ロッカー空き情報から市バス乗り場など移動をスムーズに

京都市と京都市観光協会(DMO KYOTO)はこのほど、京都駅構内のコインロッカーの位置・空き情報や、手荷物の配送・一時預かりサービス窓口、市バス乗り場や店舗情報などをオールインワンで提供するデジタルプラットフォーム「京都駅デジタルマップ~Kyoto Station Smart Navi~」(通称:駅スマ)を導入した。来訪者の利便性向上や手ぶら観光の促進、駅構内での目的地へのスムーズな誘導を図る。

駅スマでは、スマートフォン1つでコインロッカーの位置や空き状況、手荷物サービス窓口の情報を確認可能。さらに、現在地から目的地までのルート検索に加え、スマホのカメラをかざすと階数を含めた現在地判定ができる。市バス乗り場や新幹線・JR在来線・近鉄電車・地下鉄改札口、駅構内の店舗情報、トイレ、エスカレーター、喫煙所など、観光客が必要とする設備情報も網羅している。

利用者はアプリをインストールする必要がなく、ブラウザ上で操作できる。日本語、英語、繁体字・簡体字、韓国語、フランス語、スペイン語の7言語に対応しており、増加するインバウンド需要への対応を強化する。また、京都市内の観光情報を提供する「京都観光デジタルマップ~Kyoto Smart Navi~」(京スマ)ともシームレスに連携し、駅から市内観光地への移動を円滑にする仕組みも整えた。

今後、手ぶら観光サービスの事前予約機能の導入も検討し、駅構内での利便性向上と観光地回遊の促進を進める。

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