ANAグループは、新たな地域活性化の取り組みとして「ANAつなぐふるさとプロジェクト」を開始する。自治体向けにトータルパッケージとしてタビマエ、タビナカ、タビアトのANAグループのサービスを組み合わせた有償プログラムを販売。人流の拡大、持続的な地域のファンづくりを図る。
自治体向けのパッケージは2026年度下期からの展開を予定。3カ月を1タームとして、専用の地域情報サイト開設や、対象路線の航空運賃の期間限定値下げ、対象地域の旅行商品の割引クーポン、空港や機内などオウンドメディア活用の情報発信、地域PRイベントなど、タビマエ、タビナカ、タビアトのさまざまなシーンでANAのリソースを活かした地域と顧客をつなぐサービスを地域の特性に合ったトータルパッケージとして設計する。
また、大阪・関西万博の特別デザイン機「EXPO2025 ANA JET」を地域創生に向けた特別塗装機「ANAふるさとJET」としてリニューアル就航する。機体には47都道府県の花を描き、地域活性化のキービジュアルとして展開する。機内では、客室乗務員が着用するエプロンと、ドリンクサービスの紙コップを特別デザインとするほか、希望者にステッカー付ポストカードを提供。アクリルスタンドとフォトフレームは、乗客の撮影用として機内で貸し出す。
