世界の旅行ガイドブック「ロンリープラネット」は、現地体験予約の提供を開始し、新たに旅行予約アプリをリリースした。ガイドブックから旅行予約プラットフォームへの転換を進めている。
多くの旅行者にとって旅行計画が負担になっているなか、ロンリープラネットは、情報過多の解決策として、世界中の450人以上の現地専門家が目的地ごとの推奨スポットや最新の観光情報を厳選。旅行者が自信を持って旅行計画を立てられるよう支援する。
ロンリープラネットのアプリは、まず米国で提供を開始した。エキスパートが監修した目的地別のデジタルガイド(推奨プラン)をはじめ、マップ、現地のおすすめ情報、日ごとの旅程、お気に入りのスポットを保存できる場所も提供。また、AIアシスタントが、旅行者の旅行計画をサポートする。
現在、現地の専門家が作成した70カ国・地域のオーダーメイド型ツアー(bespoke trips)を、ロンリープラネットから直接予約することが可能だ。また、2026年秋には会員制度も導入する予定。会員になると、さまざまな特典を受けられるようになる。
なお、ロンリープラネットは2020年に大手デジタルメディア・プラットフォーム企業のレッド・ベンチャーズ(Red Ventures)の傘下に入り、データに基づいたパーソナライズしたデジタルコンテンツで、旅行者のカスタマージャーニーの向上を目指すとしていた。その後、2022年には旅行プランニングのスタートアップ「Elsewhere」を買収した。
現在、旅行ガイドブックとしてのロンリープラネットは、185カ国、770タイトルの出版物を発刊。デジタルタッチポイントでの情報配信もおこなっており、旅のインスピレーション、計画、予約をシームレスに結びつける「コネクテッドプロダクト・トラベル・プラットフォーム」の構築を進めている。



