環境省は、このほど、令和8年度(2026年度)に実施する「良好な環境の創出・活用推進事業」の実施団体の募集を開始した。地域の水環境や里海、自然環境を活かした取り組みを支援し、環境保全と地域活性化の両立を図ることを目的としている。
近年、名水や里海など地域の良好な環境資源が、担い手不足や資金面の課題から十分に維持・活用できないケースが増えている。環境省では、こうした課題に対応するため、モデル事業を通じて先進的な取り組みを後押しする。特に、拡大するインバウンド需要を取り込み、地域の自然資本を観光コンテンツとして磨き上げることで、持続可能な観光地経営につなげる狙いもある。
募集するのは、良好な水環境の保全・活用モデル事業、戦略的「令和の里海づくり」基盤構築支援事業、良好な環境を活用した観光モデル事業の3類型。地方公共団体に加え、NPO、公益法人、企業、大学なども応募対象となる。委託費の上限額は事業内容により300万~900万円(税込)。
応募期間は事業区分ごとに異なり、水環境と里海事業は2月13日まで、観光モデル事業は2月27日まで。1月20日にオンライン説明会が開催されたところで、環境分野と観光、地域づくりを横断した新たな事業創出が期待される。


