日本政府観光局とクールジャパン機構が連携、海外での「日本ブランド形成」に貢献へ

日本政府観光局(JNTO)と海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)は、2014年9月5日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客の誘致や日本の魅力ある商材・サービスに関連する事業分野についての業務連携に関する覚書を締結した。世界14都市の拠点を活用して日本のインバウンド振興活動を進めるJNTOと、「日本の魅力(クールジャパン)」の海外における事業化を進めるクールジャパン機構が一体となり、日本の魅力発信と、各産業、地域経済の発展を推進。海外展開や国際競争力の向上に向けた連携を強化し、その実現に向け協力する。

両機構の連携は、観光庁・経済産業省の支援のもと実現したもの。今後は、両省庁並びに両機構の連携のもと「ビジットジャパン」と「クールジャパン」をオールジャパンで推進する体制を構築し、観光関連産業からメディア・コンテンツ、食、サービス、ファッション、ライフスタイルなど幅広い産業への波及を目指す。さらに日本の地域産業へも波及させ、海外における「日本ブランド形成」にも貢献したい考え。

主な連携内容・分野は「ビジットジャパン、クールジャパンに資するプロジェクトの検討・促進」「商談会、展示会、PRイベント等の相互協力」、訪日旅行振興や海外展開に関心を持った自治体、団体、事業者等に対して他方の機構・窓口を紹介する「相互紹介」、「調査・情報収集等における協力」、「情報及び意見の交換、情報共有」など。両機構の持つ強みを活かした支援・助成措置を実施することにより、ビジットジャパン及びクールジャパンに関連する事業分野の海外展開を図るプロジェクトの事業化を検討・推進する。

(トラベルボイス編集部)

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