パシフィコ横浜、オリジナルの展示会向けスマホアプリ開発、国内MICE施設で初めて

パシフィコ横浜は、国内MICE施設として初の展示会向けスマートフォンアプリの開発に乗り出した。2015年6月に実証実験を行ない、2016年度内の本格稼働を目指す。

現在、デジタルネットワークの大規模な環境整備を推進しており、今秋には無料の高速無線LAN(Wi-Fi)の提供範囲を従来のパブリックスペースに加え、来場者の多い展示ホール内、アネックスホール内にも広げる予定だ。この環境整備にあわせ、施設利用者支援を目的とするオリジナルのスマートフォンアプリ開発を開始した。

今回、実証実験を行なう「スマートアプリ(仮称)」は、訪問した展示ブースを簡単に記録するタイムラインやカメラ機能など、商談レポートや出張報告の作成をサポートする4つの機能「展示会アーカイブ機能」を中核に構成。さらに、イベント開催情報や主催者からのメッセージなどの「オフィシャル情報の配信機能」、パシフィコ横浜内のカフェやレストラン情報の提供機能なども用意し、会場内での効率的で快適な情報収集を支援する。

実証実験は6月中の3日間、1日あたり20組に実施する予定。モニターの意見を参考に、主催者や出店者の効率的な情報発信と、来場者の効率的な商談・情報収集の機能を充実させていく方針だ。

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