東急がベンチャー企業支援プログラム開始、旅行・宿泊関連事業も対象に

東急電鉄は2015年7月1日から東急線沿線の生活利便性向上を目的としたベンチャー支援事業「アクセラレートプログラム」を開始する。新規事業創出は「交通」「不動産」「生活サービス」の3分野。生活サービス領域では、旅行・ホテル宿泊関連事業も含まれるほか、交通領域として鉄道・バス運行関連サービスや総合交通情報サービスなども視野に置くもの。 *画像は同プログラム専用サイトより

支援プログラムは、対象分野内でB2C・B2B2Cにおけるサービスや製品開発を募集し、一定の審査を経て支援企業を決定する流れ。2015年12月より東急グループの施設、広告メディア、営業基盤を使ったテストマーケティングを実施、最終的には業務提携検討も行う。さらに選考に残った企業には、副賞として「東急賞」109万円、「渋谷賞」42.8万円も贈呈される予定だ。

今回の取り組みは、シンガポールを拠点とするベンチャーキャピタル「IMJインベスメント・パートナーズ」と東急の協業により実施される。東急ではベンチャー事業の継続的な育成や地元の活性化支援を行うことで、「日本一住みたい沿線 東急沿線」に貢献していきたいとしている。

プログラムの参加には「おおよそ設立5年以内のベンチャー企業」といった条件も用意される見通し。 2015年6月18日と30日に説明会を実施、7月1日よりエントリー受付を開始する。

詳細は下記の専用サイトまで。

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