世界22か国のレジャー時間の満足度、首位はアメリカ、日本はワースト1位に ―Gfk調査

市場調査会社のGfKは、世界22か国2万7000名を対象に「レジャーに費やせる時間に対する満足度」を調査した。これによると、日本では「大変満足している」または「ある程度満足している」と回答した人の合算値(38%)が22か国のうち最低で、レジャーに費やす時間をとりにくい傾向が顕著であることが明らかになった。

世界全体では、「大変満足している」が16%、「ある程度満足している」42%となっており、その合計で6割程度を占める。そのうち最も満足度が高いのはアメリカ(69%)で、次いでイギリスとカナダ(67%)、ベルギーとドイツ(66%)といずれも7割程度が満足と感じている結果となっている。

各国のレジャーに費やせる時間に対する満足状況は以下のとおり。

Gfk:報道資料より

なお、日本で「満足している」との回答者を年代別にみると、15歳から19歳が最も低く28%、20歳から50歳代では35%前後、60歳代では61%。特に10代の低年齢層で世界全体の数値を30%以上も下回る結果となった。

今回の調査は、2014年夏に実施したもの。調査対象となった国は、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、台湾、香港、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、イギリス、ウクライナ、アメリカ合衆国の合計22か国。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…