東京・浅草に観光客向け商業施設、道路上でのパフォーマンスやマルシェの社会実験も

東京・浅草の六区ブロードウェイ商店街に2016年4月、外国人旅行者に向けたコンシェルジュサービスなどを提供する商業施設「六区セントラルスクエアが」オープンした。多言語による観光案内サービスのほか、興行チケット販売や「たこ焼き」「お団子」なども提供。浅草六区誕生130周年記念事業として、浅草ならではのエンターテインメント性に特徴をもたせた。

また、16日から24日までは「浅草六区オープンカフェ2016」を開催。道路を活用(ホワイエ化)して展開するイベントで、国家戦略特区の「道路法の特例による道路占用許可等の緩和」事業認定をめざす社会実験としておこなわれた。

期間中は、現地にオープンカフェやマルシェ、パフォーマンスステージなどを常設。また、Wi-Fiサービス「FON」と共同で訪日外国人向けの無料Wi-Fiサービスを通じて現地の公演情報提供を行うと同時に、外国人の動向データ収集もおこなう計画としている。

六区ブロードウェイ商店街振興組合:報道資料より

浅草では、2013年9月26日から2016年10月1日の約3年間にわたって浅草六区誕生130周年記念事業「浅草六区再生プロジェクト~For the future of the “Rock”~」を実施中。浅草六区の造成・劇場街としての誕生後130周年にあたり、現地の歴史と伝統、芸能文化を背景にもつ「興行街」再生への取り組みを強化している。

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