トヨタ自動車が米・ウーバーと協業へ、車両貸出でリース料徴収などライドシェア拡大地域で

トヨタ自動車はライドシェアサービスの米・ウーバー(Uber)と、ライドシェア領域における協業を検討する覚書を締結した。また、今回の合意に伴い、トヨタ子会社のトヨタファイナンシャルサービスとトヨタが参画する「未来創生ファンド」が、ウーバーに対して戦略的出資も行なう。

協業の取り組みの一つとして、トヨタファイナンシャルサービスが車両をウーバードライバーに貸出し、ドライバーとして得た収入からリース料を得るサービスを構築。ウーバーがドライバー向けに車両導入の支援として実施しているプログラムに基づくもので、リース期間はドライバーのニーズに応じて柔軟に設定できるようにする予定だ。

対象は、海外でライドシェアが拡大している国・地域。利用者のニーズやビジネス環境、規制動向を踏まえながら、試験的な取り組みを行なっていく。

さらにウーバーのドライバー向けの車載アプリの開発や、ウーバーに対するレクサス車のフリート販売、両社の研究活動に関するナレッジシェアなど、様々な領域でも協業の可能性を検討するとしている。

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