新たな世界遺産に東京・上野「国立西洋美術館」が決定、国内で合計20件目に

2016年7月17日、トルコのイスタンブールで開催された第40回ユネスコ世界遺産委員会にて、東京・上野にある「国立西洋美術館」の世界遺産登録が決定した。これにより、日本の世界遺産は合計20件(文化遺産16件、自然遺産4件)となる。※画像は国立西洋美術館のウェブサイトより

今回の決定は、日本をはじめフランス、アルゼンチン、ベルギー、ドイツ、インド、スイスが世界遺産に推薦していた「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の登録に伴うもの。国立西洋美術館は、対象となった7か国・17資産にわたる建築作品のひとつ。当時の外務省員がフランスの建築家コルビュジエ氏に対して美術館設計を説得したともいわれているという。

ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関であるイコモスによる評価を経て、ユネスコ世界遺産一覧表への記載が決定した。



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