オンライン会議中のメイクや顔色を自動補正するアプリが登場、テレワーク拡大を意識 -資生堂と日本マイクロソフト 【動画】

資生堂はオンライン会議で通信中の画面に表示される顔に、自動でメークや顔色補正をするアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を開発した。日本マイクロソフトの技術支援を受け、「Skype for Business」に対応する試用モデルとして開発したもので、日本マイクロソフトの「働き方改革週間2016」(10月17日~21日)で試験運用を行なうほか、11月までの期間、日本マイクロソフトの女性社員100名にも試験運用を実施する。

働く場所をオフィスに固定しないテレワークは、育児・介護などの家庭の事情で、女性の利用者も増加している。資生堂ではこれに注目し、テレワークの際に発生する女性の悩みを調査した結果、(1)オンライン会議のためだけのメークは負担、(2)自室の映り込みを避けたい、(3)カメラ性能によって肌がきれいに見えにくい、という不満が上がった。

そこで、資生堂のメーク技術や、1999年から店頭で運用してきたメークのシミュレーション技術、トレンド情報を活用。画面上の顔に施すメークはナチュラルからトレンド、クール、フェミニンの4パターンを用意する。ワンクリックで反映できる簡便な操作とし、リアルタイムで顔の動きに連動。また、顔周りはぼやかして、自室の映り込みを抑えた。

なお、資生堂は開発の背景や機能を紹介する下記のコンセプト動画も制作した。

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