仏パリ観光が活況に、ホテル宿泊客数が過去10年で最高、2017年上半期の客数は15%増

フランス・パリへの観光需要が活況を呈している。AP通信によると、2017年1~6月のパリのホテル宿泊客数は1640万人となり、過去10年間で最高値を記録。2015年のテロ事件以降、パリへの旅客需要は低迷していたが、復活の兆しがみられる。

地域の観光組織の統計では、今年上半期の外国人旅行者数は前年同期比14.9%増。特に日本、中国、米国からの旅客が大きく増加。観光名所では、ルイヴィトン美術館、凱旋門、ベルサイユ宮殿で、訪問客が再び増加したという。

2016年のパリ需要が落ち込んだ理由としては、テロ事件の影響に加えて、6月のセーヌ河氾濫や、労働法に対する抗議集会なども提示。観光組織側では、パリへの旅行を延期していた人々が戻ってきた可能性があると示唆している。

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