東京都、旅行2社を行政処分、貸切バスの下限割れ運賃手配などで業務停止命令も

東京都は2018年5月15日付で、旅行会社2社に対する行政処分を行なった。

うち1社は、第3種旅行業のドリーム・ジャパン。同社は2016年11月4日~7日まで、海外の旅行会社が実施した貸切バスツアー(愛知県発)で、手配代行業者としてバス事業者の届出運賃の下限を下回る運賃・料金で手配した。ドリーム・ジャパンに対しては、旅行業法第18条の3第1項に基づき、業務改善命令を発出した。

もう1社は、第2種旅行業のグッドツーリスト。同社は2016年2月16日に実施した貸切りバス利用の旅行(群馬県発)で、当該バス事業者の届出運賃の下限を下回る運賃・料金でバスを貸切った。さらに、旅行者に対する現地運送サービスの提供を行なった。グッドツーリストに対しては、旅行業法第13条第3項第2号違反として、北関東支社での業務停止命令を発出。停止期間は2018年5月16日から9日間。

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