凸版印刷、日本文化をデジタル体験できるギャラリー開設、国宝・重要文化財の高精細表示やVR体験など【動画】

凸版印刷は2018年6月7日、日本の国宝や重要文化財などの魅力発信を支援・推進するための施設「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI(ニッポンギャラリー・旅道 丸の内)」を開設する。場所は東京・千代田区丸の内。

約2000平方メートルの敷地面積に、最先端技術を導入した複数施設を設置し、有形無形の文化財をデジタルアーカイブとして体験できるようにするもの。訪日観光客に向けた日本文化の魅力発信のため、官公庁、自治体、観光関連団体・企業などと連携し、新たなビジネスやプロジェクトの共創につなげる。

施設内では、幅10m・高さ2.7mの高輝度高精細LEDウォールを設営した「オリエンテーションラウンジ」で、日本各地の観光資源や文化財に関する写真集や書物、複製を集めたライブラリーを開設。全国の観光情報をプロジェクションマッピングなどの手法で表現する「ツーリズムギャラリー」、日本文化のバーチャル体験ができる「VRシアター」、独自技術「トッパンVR」のメイキングプロセスやデジタルアーカイブ技術などを紹介する「VRテクノロジーギャラリー」も設置する。

また、55インチモニター16面を連動させた8Kディプレイで全国の観光資源を高精細映像で表現できる「プレゼンテーションルーム」、各種イベントやワークショップを開催できる「イベントルーム」も用意。原則として一般公開はおこなわず、完全予約制とする。

NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI 紹介ビデオ(Youtube:約1分半)

 


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