民泊エアビーが「万里の長城」を宿泊施設に、望楼に泊まってディナーや伝統音楽も、キャンペーンで当選者を招待

民泊仲介Airbnb(エアビーアンドビー)は、万里の長城を宿泊施設として公開するキャンペーンを開始した。万里の長城にカスタムデザインの家を用意し、抽選で4組を招待する。万里の長城を宿泊施設として提供するのは史上初だという。

エアビーを利用する中国人旅行者数は現在、全世界で延べ1000万人超。その過半数が過去1年間の利用だ。中国国内のリスティング登録も前年比125%増の伸びとなっており、この1年間で中国国内での宿泊利用も330万人を超えた。こうした中国での需要が高まるなか、「誰もがどこにでも居場所がある世界を作り出す」という同社のビジョンの延長線として、中国を代表する人類最長・最大の構造物である万里の長城を取り上げたという。

万里の長城の宿泊体験は、古い望楼内に用意。夕暮れ時には、中国4000年の歴史と文化の意味を込めたフルコースディナーと、タビナカ体験で提供する伝統音楽の生演奏を提供する。翌朝はハイキングや万里の長城の公式歴史研究家による歴史や修復事業のガイダンスも実施。このほか滞在中は、タビナカ体験の「篆刻(てんこく)体験」や「中国書道のレッスン」なども可能だという。

キャンペーンの詳細は、エアビーの特設ページへ。応募は北京現地時間8月11日11時59分まで。当選者には全世界からのペア往復航空券も提供される。

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